2026年7月3日(金)に劇場公開される、ディズニー&ピクサーの待望の最新作『トイ・ストーリー5』。
今作でおもちゃたちの前に立ちはだかるのは、これまでのシリーズのような人間の悪ガキや歪んだおもちゃではありません。
現代の子どもたちが夢中になっている「タブレット端末」です。
その中心キャラクターとして大きな注目を集めているのが、カエル型の新ヴィラン(悪役)の「リリーパッド」です。
この記事では、本日5月29日に解禁された最新のUS版予告映像や公式発表を基に、リリーパッドの驚きの正体や物語での役割、気になる声優情報、そして映画の結末のゆくえまでを分かりやすく整理しました。
日本公開30周年を迎えるシリーズが、デジタル時代にどんな答えを導き出すのか。
映画館へ行く前の予習としてぜひチェックしてみてください。
トイ・ストーリー5のリリーパッドは何者?ビジュアル・性格・声優は誰?
リリーパッドのビジュアル【ウッディのはげとの対比】
リリーパッドは、グリーンカラーのポップなカエルの形をした、ディスプレイ型の子供用タブレットおもちゃです。
劇中では、持ち主であるボニーの元に届いた最新のデジタル機器として登場します。
一見すると愛くるしいデザインです。
けれど、不敵な笑みを浮かべるなど、ウッディたち従来のおもちゃを脅かす圧倒的な存在感を放っています。
また、予告編では、画面の中のリリーパッドがウッディに対して「おじいちゃん」と言い放つ衝撃的なシーンも描かれました。
本作のウッディの後頭部は、長年の擦れによって色がハゲてしまっているのです。
最新ガジェットと、30年の歴史を持つアナログなおもちゃの「容赦ない時代の対比」が、ビジュアルからもユーモアと哀愁を交えてリアルに描き出されています。
リリーパッドの性格
フランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭で、ピクサーのピート・ドクターCCOは、リリーパッドの性格や意図について以下のように明かしています。
ボニーはこれを使って友達とチャットしたり、ゲームをしたり、いろいろなことができます。でもリリーは少しずる賢くて、付き合いにくい一面もあります。
彼女は「社会性」があることがより大切で、ボニーがもうおもちゃを卒業するべきだと思っているんです
リリーパッドは、力任せにおもちゃを痛めつける悪役ではありません。
子どもを惹きつける愛嬌と、デジタルの便利さを武器に、子どもの心をスマートにコントロールする知性派のキャラクターです。
リリーパッドの声優は誰?
リリーパッドの魅力を引き出す声優陣にも注目が集まっています。
アメリカの原語版(英語版)では、実力派女優のグレタ・リーが声を担当。
海外のファンの間では「単なる機械的な合成音声ではなく、優しさの中にずる賢い知性が同居していて素晴らしい」と、新ヴィランにふさわしい演技が高く評価されています。
一方、日本語版の吹き替えキャストは現時点でまだ正式発表されていません。
最新ガジェットらしい「知性と冷徹さ」を一体誰が演じるのか、今後の続報が待ち望まれます。
トイ・ストーリー5のリリーパッドの目的は?実社会を写す敵キャラ
ボニーをアナログおもちゃから卒業させること
『トイ・ストーリー5』の敵役・リリーパッド最大の目的は、ボニーを遊ばせることではなく、スマートに「アナログなおもちゃから卒業させること」です。
予告映像では、リリーパッドに夢中になり、口を半開きにして画面を見続けるボニーの姿が印象的に描かれています。
お掃除ロボットのルンバに足をつつかれても、視線は1秒もタブレットから離しません。
どこの家庭でも実際に目にするような、リアルで強烈な依存性がそこにはあります。
さらに本日解禁された最新のUS版予告映像で描かれたシーンが印象的でした。
おもちゃ部屋のピンチに、ジェシーが「リリーパッドにここのルールを教える」と意気込んで近づき「ちょっと、そこのデバイス」と、声をかけた瞬間、「触らないで、ジェシカ」と冷たく言われて絶句します。
英語圏において「ジェシー」は愛称であり、本当の名前は「ジェシカ」です。
親しみのある愛称を無視し、あえて冷徹に本名で呼び捨てるリリーパッドの態度には、デジタル特有の圧倒的な上から目線を感じました。
また、この様子を見ていた仲間のおもちゃたちが「スキャンダル!」と言っているので、それ以上の意味があるようで、映画本編で謎解きできる楽しみでもあります。
さらに、公開済みの予告編ではその続きが描かれていました。
「聞いてないでしょ!」と怒るジェシーに、「聞いてるよ」と涼しい顔で答えるリリーパッド。
録音されたジェシーの声を字幕付きで再生し、「スペイン語で」と一瞬で音声変換してみせるのです。己の優位を見せつける、なんとも憎たらしい「嫌な奴」ですね。
この圧倒的なデジタルパフォーマンスを目の当たりにした恐竜のレックスが、思わず「ぼく達、絶滅しちゃう」とつぶやくのも頷けます。
力ずくではなく、おもちゃたちの存在意義を根底から奪い、彼らをボニーの周りから完全に排除すること。それこそが、今作におけるリリーパッドの恐るべき「真の目的」なのです。
実社会へのメッセージ
日頃はスマホやタブレットの恩恵に預かっている私たちですが、この映像を観たときばかりは、全力でアナログなおもちゃたちの味方をしたくなりました。
なぜなら、リリーパッドが描く世界は、私たちの実社会そのもので、心のどこかで危機感を抱いているからです。
確かに、リリーパッドが提供するチャット機能やゲームは、現代の子どもたちが社会で生きていくための繋がりや、大人が求める「教育・効率」を満たしてくれます。
しかし、効率やタイパ(タイムパフォーマンス)を重視するデジタル機器と、役に立たなくても「ただそこにいて一緒に遊んでくれる」アナログなおもちゃは、根本的に存在意義が異なります。
リリーパッドという存在には、子ども向けの冒険活劇映画にはとどまらない、現代を生きる大人の胸に深く突き刺さるメッセージが込められているようです。
トイ・ストーリー5の結末は?リリーパッドとの共存を考察
困り果てたジェシーが、助けを求めたのがウッディです。
トランシーバーのおもちゃで、ジェシーからリリーパッドの驚異を聞かされたウッディは、こう呟きます。
「おもちゃは遊ぶため。でも彼らはそれだけじゃない」
この言葉から、ウッディは、自分たちアナログなおもちゃには到底できない、デジタルの持つ「凄さ、役割、可能性」を認めているのではないかと思いました。
どんなおもちゃとも仲間になり、みんなで幸せになることを願ってきたウッディの本質を考えれば、物語の結末はきっと「デジタルを壊して終わり」という単純なものではないはずです。
公式発表では「スマーティ・パンツ(物知りパンツ)」のようなハイテクおもちゃがジェシーと出会い、新しい仲間になるようです。
ともに手を取り合いながら、ウッディたちは「デジタルとアナログの美しい共生」という答えを導き出すのではないでしょうか。
便利さと、手で触れるおもちゃの温もりが、ボニーの笑顔のためにどうやって共存していくのか。ウッディたちが導き出す「おもちゃの本当の役割」という究極の結末に、今から期待が膨らみます。
まとめ|トイ・ストーリー5の劇場公開を楽しみに待とう
子ども用タブレットという、現代のリアルなライバルをヴィランに据えた『トイ・ストーリー5』。
公開された最新予告では、大音量でアラームを鳴らすリリーパッドに対し、バズの指が「プラスチック」であるがゆえにタッチパネルが反応しないという、もどかしくもユーモア溢れるシーンも登場しました。
画面をタッチして動かすというデジタル社会の当たり前が、ウッディとバズの前に壁として立ち塞がるのですね。
リリーパッドがもたらす変化は、1996年の第1作目から30年間一緒に歳を重ねてきた私たち大人世代の心にも、深く突き刺さるテーマになりそうです。
新たな脅威を前に奮闘するおもちゃたちの新たな冒険。
7月3日(金)の劇場公開が楽しみです。
続報が入り次第、この記事はどんどん追記していきます!
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新旧ヴィランの対比を楽しめます。



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