映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)』といえば、マーティとドク、そしてタイムマシン・デロリアンの冒険物語です。
しかし、作品ファンの間で“隠れ主役”とも呼ばれている存在がいます。
そう、ドクの愛犬・アインシュタインです。
アインシュタインは作中で「世界初のタイムトラベラー」としてデロリアンに乗り込んだ、歴史的な(?)犬。
さらに1955年には、ドクが別の犬「コペルニクス」を飼っていたことも明かされています。
この記事では、
- バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する犬たちの正体
- それぞれの犬の特徴
- 撮影に使われた俳優犬たちの裏話
- BTTFの“犬のその後”
- ドクの自動給餌機という小ネタ
などを解説。『バックトゥザフューチャー』をワンと楽しめます。
バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場するドクの愛犬は2匹
結論から言うと、シリーズ全体を通して登場するドクの犬は2匹です。
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1985年の犬:アインシュタイン
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1955年の犬:コペルニクス
どちらも歴史上の偉人にちなんで名付けられているのが、いかにもドクらしい。
名前の由来はそれぞれ、物理学者のアルベルト・アインシュタインと、天文学者のニコラウス・コペルニクスです。
1955年のドクの部屋には、偉人たちの肖像画が飾られていました。
ドクにとっての偉人は憧れのアイドルだったのでしょう。
ペットに自分の好きなアイドルの名を付けていると思うと、ドクが可愛らしく見えてきます。
アインシュタインは1985年の犬
まずはシリーズで最も登場回数の多い犬、アインシュタイン(Einstein)から。
世界初のタイムトラベラーは犬だった
PART1で、ドクはデロリアンをマーティに披露する際、最初の試験としてアインシュタインを乗せてリモコンを操作。1分後の未来へ送り込みます。
つまり作中で最初にタイムトラベルしたのは、マーティでもドクでもなくアインシュタイン。
彼こそ“未来へ行った最初の地球生物”なのです。
演じたのは俳優犬「タイガー」、犬種は?
PART1の1985年でアインシュタインを演じた犬は「タイガー」という俳優犬。
残念ながらタイガーの飼い主が犬種を公表していないため、アインシュタインの犬種は不明です。
けれど、ファンの考察では「カタロニアン・シープドッグ」であったとする説が有力です。
他にも
- ブリアード
- ビアデッド・コリー
- シープドッグ系ミックス
などの説もあります。
続編では別の俳優犬にバトンタッチ
アインシュタイン役として、PART1で大活躍したタイガーは、高齢のため引退。
PART2以降は「フレディ」という名の犬が演じました。
ちなみに、マーティの恋人ジェニファーもPART2では代わっていますから、
身近な存在の交代という点で、ドクもマーティも似ていますね。
アインシュタインはコールドスリープも経験した?
PART2で訪れた”未来”は2015年。
そこには、1985年のドクが連れてきたアインシュタインがいて、マーティと再会を果たします。
ドクの説明では「仮死状態で預けておいた」とのこと(吹替版)。
誰に?どこで?どうやって預けたのでしょう?
ドクはマーティに「未来の人と関わるな」ときつく言っているのですから、人ではなく、自分で発明した装置に預けたのかも知れません。
仮死状態で未来へいくとなれば「コールドスリープ」が浮かびます。
もしかしたら、アインシュタインはタイムトラベルだけでなく、コールドスリープも経験した貴重すぎる犬だったかも知れませんね!
コペルニクスは1955年の犬
マーティが1955年へタイムトラベルした時代に、当時の若いドクが飼っていた犬がコペルニクス(Copernicus)。
小柄で賢い1955年版の愛犬
コペルニクスはアインシュタインより小柄ですが、同じようにふさふさの毛をしたむく犬です。
PART1で初登場した際には、1955年の、若いドクの足元を駆け抜けていくちょい役でした。
コペルニクスという名前が出てくるのはPART3になってから。ドクに従順で非常に賢い犬として描かれています。
演じた俳優犬は「フレディ」と「フォスター」?
PART1でコペルニクスを演じた犬の名前を調べてみると、不明という説と、「フレディ」だという説がありました。
もしフレディ説が本当であれば、PART1撮影時には小さな子犬としてコペルニクスを演じ、大人になってからPART2以降のアインシュタインを演じたことになります。
子役が大人になってメインキャストになるような抜擢ですね!
PART3では「フォスター」という俳優犬がコペルニクスを演じています。
アインシュタイン同様、コペルニクスの犬種も明らかにされておらず、ファンの考察では
- カタロニアン・シープドッグ
- ピカルディ・シープドッグ
- ビアデッド・コリー
- オールド・イングリッシュ・シープドッグ
などのミックスではないかと推測されています。
USJのアトラクションに登場していたのはコペルニクス
2001年のオープンから2016年まで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンには「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」がありました。その映像に登場していた犬は、アインシュタインではなくコペルニクス。
これを知らないファンも多く、ちょっとしたトリビアになっています。
バック・トゥ・ザ・フューチャーPart3、1985年は?
パート3は主に1885年の西部開拓時代が舞台ですが、1985年のアインシュタインも登場。
マーティが現代へ帰還したあと、ドクの蒸気機関車タイムマシンで再登場するシーンにもアインシュタインは同乗しています。
つまり、パート3終了時点でもアインシュタインは健在。
ドク、クララ、そして息子たちと一緒に冒険を続ける“家族の一員”なのです。
バック・トゥ・ザ・フューチャー撮影後の犬たちはどうなった?
ファンが気になる「俳優犬たちのその後」ですが、タイガー、フレディ、フォスターといった犬たちは、BTTF撮影からすでに40年近くが経過しているため、いずれも寿命を迎えていると考えられます。
ただし、アニメ版やゲーム版のストーリーでは、アインシュタインはドク一家と共にその後も登場しており、作品世界の中でのアインシュタインは今も元気に存在している設定です。
ドクは自動給餌機を発明していた?
PART1のオープニングに映る、ドクの散らかった自宅ラボ。
その中に、犬用の自動給餌機が登場しています。
研究に没頭したり家を空けがちなドクのこと。
愛犬アインシュタインのために“自動で餌を用意する機械”を作ってしまうあたり、発明家としての癖(?)がよく出ていますね。
ちなみに、ドクが愛犬のために用意したドッグフードは「KAL KAN」の缶詰でした。
【小ネタまとめ】
① デロリアンに乗っていたアインシュタインは着ぐるみ
未来へジャンプする瞬間のシーンでは、犬の安全確保のためアインシュタインは着ぐるみの疑似犬が使われています。
映画制作の裏側を知ると、より作品への愛情が深まりますね。
② ドクがペットに付ける名前はすべて偉人
犬のアインシュタイン、コペルニクスだけでなく、1885年で飼っていた馬にも偉人の名前。
小説版で詳しく描かれています。
映画本編にはほぼ映りませんが、ドクはPART3の西部開拓時代で飼っている馬にアルキメデス、ガリレオ、ニュートンという名前をつけていました。
天才ばかり! まさに“博士のペット命名規則”ですね。
③ “ムク犬”と呼ばれていた
アインシュタインもコペルニクスも、日本では「ムク犬(毛がフサフサの犬)」として呼ばれることがあります。
まとめ:アインシュタインは“最初のタイムトラベラー”であり、ドクにとって家族
『バックトゥザフューチャー』に登場する2匹の犬――
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アインシュタイン(1985年)
-
コペルニクス(1955年)
どちらも物語の重要な場面で活躍し、シリーズの魅力を支えています。
特にアインシュタインは、
「世界初のタイムトラベラー」という、映画史に残る肩書きを持つ犬。
彼がいて、デロリアンの冒険は始まりました。
映画を見返す際は、犬たちの細かな演技や、ドクとの関係性にも注目してみてください。
何か新しい発見があったら、コメントでぜひ教えてください。


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